背景

更に更にゴロゴロ加速して

2016年上半期に、世間を騒がせたニュースとは

2016年も下半期が突入し、上半期が懐かしく感じられる人もいるでしょう。逆に懐かしくない、もう二度と経験したくないという人もいるはずだ。個人的には、今年2016年も世間は騒がしかったという意見が最初に出てくる。ここではそんな2016年に起こって世間で話題になったニュースで、個人的に気になるニュースを紹介・考察していきます。

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山口組の内部抗争

そして3月、丁度折り返し地点とも言えるこの頃になっても、世間では色々と騒ぎが巻き起こっていた。今まで話をしてきた話題は何処か非現実的で、人によっては自分と関係ないものだったりするでしょう。ただこの話題に関してだけ言えば、下手をすれば実質的な被害をうけるかもしれない、そんな危機的な状況と隣り合わせな場面に出くわすこともあるだろう。物騒な話と無下にするだけでは語れない恐怖、裏社会という存在がここまで表沙汰になるとは近年稀に見る事態だ。

日本における裏社会を取り仕切るのはヤクザ、いわゆる極道の人々だ。どんなことをしているのか、なんて話を丁寧にする気もない。そんな極道の中でも日本最大の一派として知られ、例えその筋に精通していなくても名前だけなら聞いたことがある『山口組』が現在まで、闘争真っ只中に置かれていた。

2016年3月までに、全国各地にある支部を中心に展開される抗争劇だが、原点は今から1年ほど前からとなっている。極道には極道なりのルールが存在し、それに逆らうことを良しとしない世界だ。一般人には想像もつかないような状況下で繰り広げられる様々な事態は、度肝を抜かされることもあるでしょう。そんな一件がまさか自分たちの日常にまで差し迫るほど緊迫した状況になるとは、誰が想像したでしょうか。

それというのも、昨年夏頃から山口を取り巻く環境は本家と造反した神戸山口組との間に根付く抗争問題のことを指していた。

仁義に悖るとして

山口組について言えば、『一派統一』という点が挙げられる。何しろ派閥を作るということを許さず、もし離反して別の組を作ろうとしたものには徹底的な暴力による制裁を持って壊滅させることもあった。今回の一件についても、神戸山口組なる組織は本来ならば存在しないもの。造反して出来た新たな神戸山口組に対して、本家山口組も自分たちに逆らう存在として蹂躙するつもりだった。

しかし神戸山口組は手広く手を広げて行き、過去に破門・絶縁・廃業などの理由で裏社会から離れた人々を呼び戻すことにより、組織の基盤を形成していく。最初こそ規模も小さく、本家にしてみれば蟻の群衆とみなせるほどのものでしたが、蟻は蟻でも軍隊アリの方だった。

軍団は大きく膨らみ、やがて山口組本家の構成員にも手を伸ばして裏切ってこちら側につくようにと画策していきます。そうした動きを相手方が見せる一方でも、本家は揺らぎませんでした。それというのも組織力という点からも圧倒的な差があり、その気になれば一日と経たずに根絶やしに出来るといった考え方をしていたという。この問題がどのように落着したら一番いいか、その点は定かではないものの、山口組と神戸山口組と間に生じた亀裂は段々と埋めようのない溝へと広がっていってしまった。

本格的な抗争へ

当初は生まれたばかりの組織だったということもあり、ことはすぐに決着するだろうと予測されていた。しかしその後も神戸山口組は着実に本家の構成員を巧みに勧誘して、自分たちに利益のあるように工作していく。そのしぶとさには本家としても苦心して対応に追われ、現在まで続いている。

そして今年2月から3月にかけて生じた本家と神戸との間の亀裂は大きくひび割れていった。何が起きたかというと、神戸山口組が取り仕切っている事務所に銃弾が撃たれる事件が起こったのだ。この事件の犯人はすぐ逮捕されたものの、山口組本家とは全く関係ないとする供述を行っているようですが、その保証は何処にもありません。

それからというもの、全国各地の事務所に度々トラブルが起き、神戸山口組の本拠地たる神戸においても騒ぎが確認されるほどだ。筆者の友人が神戸に暮らしているので聞いたところによると、現在でも街中は常にピリピリと肌を刺すほど厳しい状況が続いているとのこと。

決着は付くか

現在も山口組と神戸山口組との間には埋めようのない確執ができている。そして厄介なことに、山口組から神戸山口組へと構成員が流れているとまで言われるほど、組織図も段々変化しているという。最初は大勢力の前に立ちはだかる集団だったのが、いつの間にか巨大になって脅威といえるレベルにまで膨れ上がった群団にまでなっている。軍対群、均衡はいつまでも保ち続けるわけではないことを考えても、これから先の動向はきちんと見ておかなくてはならない案件だ。