背景

世間を騒がすニュースの中で

2016年上半期に、世間を騒がせたニュースとは

2016年も下半期が突入し、上半期が懐かしく感じられる人もいるでしょう。逆に懐かしくない、もう二度と経験したくないという人もいるはずだ。個人的には、今年2016年も世間は騒がしかったという意見が最初に出てくる。ここではそんな2016年に起こって世間で話題になったニュースで、個人的に気になるニュースを紹介・考察していきます。

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世間を騒がすニュースの中で

人によってはどうでもいいニュースだが

2016年上半期、4月という門出を迎えた人も多い春先のこの日にちょっとした話題がネット界隈で出た。何やら騒がしいなぁと思っていたが、後になって調べてみると世の中がゲスい不倫劇やら国民的アイドルの解散報道、果ては元プロ野球選手の覚せい剤取締法違反による逮捕、といったような話題が出る中でも、日本らしさが出るニュースが持ち上がった。事の発端は学生、特に中学生ぐらいから学校によって使いはじめる英語教材のテキストに描かれたイラストだった。

学校教育で使われているテキストのイラスト、それを一言で言い表わせばどれもこれも無難な絵柄が殆どとなっている。それを悪いとは思わない、むしろそういうものなのではないかと個人的には認識している。もし仮に学校の教材で何かしらのアニメキャラが登場してきて、一緒に勉強することを促進させるといった真似をするのは、あまりいただけない。ただ作中で語られている話題を文章にして、こういう時にどんな発言をするのが当然なのかと考えても、模範的な回答が思い浮かぶわけでもない。

熊本地震が起きる1週間ほど前、突如として学校教育に使用されるテキストの画像がアップされて、そこに登場してきたキャラクターがあまりに可愛すぎると言って話題を博したのだ。『エレン・ベーカー』、そのキャラクターの名前であり、このキャラクターを取り巻く環境が突如として学生ではなく、オタクの人々を歓喜させるのだった。

素朴な絵柄から、ラノベ調の絵柄に

エレン・ベーカーというキャラクターが掲載されている教科書は、『NEW HORIZON』という英語のテキストになります。今と昔とは種類は違っていても、筆者もこちらの教科書を使っていたのを覚えている。そこに登場する人物は素朴で、誰がどう見てもこのキャラクターはこういうものだ、そう認識できる特徴などないといってもいいようなキャラばかりが描かれている。そもそも英語を学ぶための教科書ですから絵にこだわりを持つ、という方がおかしいでしょう。

ですが今年から刊行された教科書に登場したエレン・ベーカーさんにより事態は急変、なんと全く関係のない大きい子どもたちがエレンさん見たさに書籍を購入するという異例の事態が起こるのです。教科書は買おうと思えば買えるものだ、なので差したる問題はない。見るだけならタダだが、これはほんとうに可愛いと思う人が増えるあたりに、だいぶ絵柄のタッチが変わっているのは認められる。

しかし此処から先が一番の問題でもあった。

エレンさんの版権利用禁止令

絵を描く人たちはよくご存知かと思いますが、創作という名の意欲は時として一次作品として発表された作品を、二次創作によりみだらにしてしまうことが多い。エレン・ベーカーさんも例外ではなく、明らかに誇張した表現をしているものがあり、中にはどう考えても英語教師とは思えない大胆で破廉恥なポーズをした絵を描いた人まで出てくる始末。挙句の果てに、未成年が見たら、というよりは親御さんが見たら確実に苦情案件になるだろうあんなシーンやこんなシーンを、淡々と描いて発表する人までいたという。

この事態に、版元の企業はすぐさま対応に追われ、規定により書籍に登場するキャラクターの二次的使用を禁止する旨が出された。これについて言えば、至極当然の対応であり、そうしなければとんでもないことになっていただろう。

中学生のテキストではない

絵についての配慮も現代ならではといえる。今ではプロ活動していない人でも上手い人は多く、それらを趣味としている人が非常に多いのだ。別に仕事をしているのでしょうが、趣味片手に創作活動をしている人は今の時代に多く存在しているので、このエレン・ベーカーもその産物と言える。

より馴染みのある教科書にしたい、中学生が英語を毛嫌いせずに楽しく勉強できるようにとの意図もあるのでしょうが、流石に二次的利用による性展開までは予測できなかったようだ。甘いと言えば甘い、こんな可愛いキャラがいたら淫らにしてやると考えている人は、どうしても出てきてしまうのです。

平和な日本人

こんなニュースが出ていることを考えると、震災やら何やらと世間を震撼させる話題の中でやっぱり日本は平和なんだなぁと実感させられます。立派な事件といえば事件なんでしょうが、犯罪が確認されているわけではない。ただ世間の一部界隈の、ネットで話題を博したから取り上げたれたと言えるようなニュースの類になります。今ではネットの使用はとりわけ普通に行われているので、それも影響しているのでしょう。

ただネット利用が常態化している中で、起こってはならない最悪の事件も発生している。