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2016年上半期に、世間を騒がせたニュースとは

2016年も下半期が突入し、上半期が懐かしく感じられる人もいるでしょう。逆に懐かしくない、もう二度と経験したくないという人もいるはずだ。個人的には、今年2016年も世間は騒がしかったという意見が最初に出てくる。ここではそんな2016年に起こって世間で話題になったニュースで、個人的に気になるニュースを紹介・考察していきます。

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ISILによる騒動

日本に住んでいると日本のニュースばかりに気が取られがち、ですがもし世界で日本人が事件に巻き込まれたという話が飛び交えば、興味という指針は一気に向けられるものだ。それは2015年に起きた日本人がISILによって拘束・拉致され、更には身代金を要求される事件が起こる。ただし交渉は決裂して、その後人質として取られていた男性二人はどちらも処刑され、無残な最期を遂げてしまった。遺体も返却されず、同時に日本もISILによる標的の1つとして認識されたのは間違いないでしょう。

今のところ国内でそうしたテロ活動は起こっていないものの、正直いつ起こってもおかしくないレベルだ。あまり意識しないので分からないが、世界各地では今やテロリズムがいつ起きても普通といえるような状況に陥っている。その証拠に2016年3月には、ベルギーはブリュッセルにて自爆攻撃のテロが行われた。

一般的には『2016年ブリュッセル爆発事件』として語られているこの事件から見ても、世界の状況は混沌とかしているのが見て取れる。

事件概要として

2016年3月、欧州におけるISILの被害に伴う様々な問題が起こっている中で、事はベルギー国内にも被害が及んだ。日付にして2016年3月22日、現地時間で午前8時ごろに、ブリュッセル空港にて爆発が起きた。平穏な、これから飛行機に乗ろうとしていた人々は突如の攻撃に慌てふためき、続けて爆発が起きる。現場は騒然となり、混乱ひしめく中をアラビア語らしき言葉で叫んで銃を発砲する声が木霊したと生存者は語っている。

事はこれだけでは済まなかった、爆発テロはたちまち政府関係者に伝えられて警戒態勢へと移行するが、最初のテロから一時間後に3つ目のテロが発生した。場所はブリュッセルの中心部に位置する地下鉄で、駅からは白い煙が起きるなどの被害が起こった。通勤時間だったこともあり、人混みが多い中で騒然とするも、爆発があったのは欧州連合本部や欧州委員会ビルといった、重要施設が位置している場所だったことからも、それらを標的にしていた可能性は否定出来ない。

この事件を引き起こした犯人たちは死亡している、いわゆる自爆テロだ。それはISILが正義と称して多くの戦闘員にやらせている常套手段でもある。死にゆくことを恐れていない人々は自分たちの行いこそ、世界を正義により革命していると信じて疑っていない。巻き込まれて死ぬ人はそうなって然るべき救いようのない人間、とでもいうように犠牲者30名、負傷者200名近くにまで及ぶテロリズムと認定された。

犯行声明

テロとされたのは、最初の空港で爆発が起こったときにISILから正式に犯行声明が出されたのだ。これを受けて国民にしてみれば自分たちがどうしてこんな被害をと、そう思うことでしょう。ただ昨年ベルギーにて、2015年に引き起こされたフランス同時多発テロ事件の実行犯で唯一の生存者であるとされる犯人を生きたまま確保しており、国際指名手配犯として知られる彼、つまりは同志たる人間の解放を目的に行われたと見られる。

水面下で何かしらの交渉やらはあったのでしょうが、被害があった後では何をどうしたものではない。2011年にイラク戦争が完全に終結したものの、現在ではISILという巨大なイスラム教過激派組織が台頭、欧州の人々は安寧した時間を過ごすのも難しくなるくらいに追い込まれている。

事件発生後、ベルギーは国内のテロ警戒レベルを最大にまで挙げており、それに倣って観光客もテロリズムに巻き込まれないようにと訪れることを規制する国もあった。こうしてみると日本も例外ではないという点を頭に入れておきたい。いつ自分たちの国がテロに巻き込まれるかもしれないという恐怖感、それはあるかもしれませんが認識していない人も多いでしょう。

テロとの戦い

現代社会における世界はまさにテロとの戦いといえるほど、混迷を迎えている。中東はもちろん、南アフリカに近いところを含めて、ISILによる侵略行為は今もなお継続している。アメリカなどを主導とした国々による軍備により、争いも過激になりつつある中で日本に本格的なテロが行われるかと考えたら、寒気が走るような思いに駆られそうだ。他人事と、そう軽く片付けるには無視できない話題だ。