背景

2016年は最初から加速していた

2016年上半期に、世間を騒がせたニュースとは

2016年も下半期が突入し、上半期が懐かしく感じられる人もいるでしょう。逆に懐かしくない、もう二度と経験したくないという人もいるはずだ。個人的には、今年2016年も世間は騒がしかったという意見が最初に出てくる。ここではそんな2016年に起こって世間で話題になったニュースで、個人的に気になるニュースを紹介・考察していきます。

背景

2016年は最初から加速していた

ゲスの極みニュースから、驚天動地の出来事まで

2016年も上半期が過ぎて、今年もあと4ヶ月ほどで終了と時間の早さに戦々恐々としつつさっと半年近くの時間に何があったのかと振り返る。個人的にも色々ありましたが、それと同じかそれ以上に世間一般でも中々騒ぎが巻き起こっていました。簡単にまとめると、

1月:噴火直前

2月:噴火までカウントダウンスタート

3月:カウントダウン、10秒前

4月:噴火

5月:間髪入れず大噴火

6月:そろそろと勢いが衰える

といった感じでしょうか。前段階なんてすっ飛ばしてもう噴火してもおかしくないのでは、そう思わせるほどに騒動という騒動が巻き起こっていた。

ただこれほどまでに世間が極端に騒ぎを見せることが過去にあっただろうか、ニュースで報道されるもの、テレビやラジオだけでなくネットメディアなども含めて考えていくと、その数はゴマンと知れている。逆に言えばそれだけ暇している人が多いだけではないかと勘ぐる人もいますが、これはある意味では情報社会の産物とも言えます。今の時代、テレビを見ずともラジオを聞かずとも、スマホ1台・タブレット1台あればニュースはメディアで閲覧できるからだ。空いた時間になにか新しい出来事がないか探す姿を電車で見る、ということはない。大抵電車でスマホなどをいじっている人はゲームをしているかSNSを利用しているかのどちらかだ。たまに英字新聞を読むという意識高い系な人を目撃することもありますが、悪いことではないので問題無いでしょう。

今年一番の話題といえばあのゲスな方々が浮気をして好感度がダダ下がり、という件もあります。新年一発目からそんなニュースが飛び出してきて個人的にはげんなりしましたが、それと同時並行で湧いて出てきたニュースもインパクトある話題ばかりだ。

わずか6ヶ月、180日程度の時間しか経過していないのに濃密な世間を振り返ってみる、そこで気になるニュースを取り上げてまとめ、考察をしてみよう。まずは1月のこの事件からだ。

毎年必ず起こると思っていい食品衛生問題

インターネットの登場と普及により、一般人の情報獲得量が格段と増えた現代において企業などもネガティブな話題が出ないようコンプライアンスを意識するようになった。様々な業界に影響を与えているが、中でも食品業界に関していえば特に慎重さが求められます。過去に、焼肉店で生のユッケを食して食中毒を起こした事件では死亡者5人、負傷した人は100数十名に昇るという事件では、営業していた企業は倒産にまで追い込まれるような時代だ。世界的に見て安全に食事できる国として、既に普遍化している日本において食品管理が出来ていないとなれば一大事だ。今年はそうしたニュースは流れてくれるなと思いましたが、やっぱり起こってしまいました。

1月のこのニュース、個人的に見た時は衝撃を受ける。何せ食品衛生問題に関わりがある企業としてカレーフランチャイズ展開をしている『CoCo壱番屋』が出てきたからだ。地元近くにもあって普段から贔屓に利用しているのだが、やはり管理が甘いところがあったのかと思えばそういう話ではない。最初見たときまさかと感じたが、報道やらネットニュースなどを探ってみると、どうやら完全な被害者だったという。

この事件、言ってしまえばCoCo壱番屋にとっては店舗で使用している食品を納入した時点で問題があり、それを処分した後に自分たちの商品を横流しした企業が出てしまったため、色々な被害が起こってしまった。

横流しが発覚、そしてCoCo壱番屋は

そもそも納品した店舗で使用されるチキンカツなどの冷凍食品に、合成樹脂の部品が混入したとして大量の産業廃棄物となってしまったという事実が発覚します。これだけでもCoCo壱番屋にとって大きな痛手なのですが、ここから更に話がこじれてしまった。もう使えない産廃となった食品を全て産業廃棄物処理を担当する企業に委託して廃棄してもらうために引き取ってもらったが、この企業がここぞとばかりにこれらの食品をあろうことか、一般のスーパーに売りつけてしまった。

何も知らないスーパーの関係者は普段出まわることのないCoCo壱番屋の食材を喜んで買い取って店舗に並べ、買い物に来た消費者にしても珍しいといって購入していきます。普段出回らない、というよりは出回るはずがない商品なのだ。ココイチ専用の食材として店に卸すだけしか機会がないのに売られているのを、たまたま買い物に来た同社で勤務するパートさんが発見します。おそらく一般では買えないというのを事前に指導されていたのでしょう、すぐさま本部に連絡して事実確認をした後、企業のホームページに『不正転売のお知らせ』として掲示した。

そして流通した食品には問題があったこと、決して食べないようにと広く伝播したのが功を奏したのか、食べて体調を崩すという人は幸いなことに出なかったという。

対応が素晴らしい

産廃したはずの商品が流通している、この事実をココイチ本部が確認したのが13日。通報したパートさんが11日に報告し、その後の事実関係を探る調査に加えて公式掲載したのが調査開始した13日からわずか1日のこと。この即日対応とも言える広報活動により、健康被害を出す人が出なかったのは不幸中の幸いだった。卸された商品を喜んで購入したスーパーにしても購入した一般客にしても、このCoCo壱番屋の対応に嫌悪感を抱くこと無く、むしろ迅速に問題解決へと導いてくれたことに評価する声が相次ぎます。

言ってしまえばCoCo壱番屋にしても不本意すぎる転売に加えて、あまつさえ食中毒問題を起こしそうだったのだから未曾有の危機に直面していたのだ。自社が恣意的にやろうとしていたことではないだけに、とてもではないが笑えない状況です。

誰が悪いかは明らか

この騒動は全て問題があるからこそ引き取ったことを承知して横流し、不当に利益を得ていた産業廃棄物処理業者の責任になった。その後、倒産という結末を迎えているところを見ると、やはりというか妙に納得できる結末を迎えた。

流石に新年早々からゲスの極みな食品問題があってはいよいよ日本の食品も危ないと認識する羽目になっていたでしょう。企業の迅速な対応によってこの問題は解決しましたが、逆に企業の不手際により無関係な命が奪われる事件もこの月に発生した。